30代男性　坐骨神経痛が改善

1週間前から歩くのも立つのも臀部の痛みと下腿部の痛みが現れ、ほんの数分で痛みによって動けなくなるほどひどくなり、ホームページを見て来院。

ある日突然、臀部と下腿部に痛みを感じて、歩行、立位にも支障が出てきた。

立位は3分で痛みが強くなり、さらに歩行をすると痛みが増す状態になり、足の指先にも痺れが出現したため、ホームページを見て来院された。

仕事や日常生活に支障がでているため早い改善を希望されていた。

初回は姿勢分析を行い、実際痛くなる動作、歩行の確認を行った。

骨盤の前傾と左右の歪みによって臀部の神経や筋肉に負担が大きくかかり、歩行では仙腸関節の動きがほとんどなく、歩幅も狭くなっている状態だった。

そこで初回は坐骨神経痛に対する症状別矯正と関節に対しての治療を行った。

症状はほとんど変化はなく、腰部前屈での痛み、うつ伏せの状態が長いと痛みが出るような状態に変化した。

仙腸関節の動きを作るような運動療法と自宅での体操として四つ這いとミルキングアクションを指導した。

集中して行った治療により、10分くらい歩行が可能になり、

痛みのレベルが下がるなど変化が出てきた。

まだ10分以上歩行したり、立っている時間が長いと痛みは出てくるので継続して治療を行う。

動くことが少ないと痛みはほぼない状態になり、15分以上歩いたり

経っていたりすると痛みは出るが我慢できるレベルになってきた。

殿筋の硬さがまだ残るため臀部のアプローチを増やし、さらに改善するように行っていくことにした。

長時間の歩行や立ちがあると痛みが出るが、初回に比べかなり痛みは軽減されている。痛みよりもハリ感が気になるようになり、ハリが取れると再発も防げると判断し、筋肉へのアプローチを続けていくことにした。

現在は歩行や立ちによって痛みが出ることはなくなり、ハリ感もかなり軽減され、日常生活や仕事に支障は全く無くなった。改めて姿勢の分析をし、目標の痛みの改善は達成されたので今後の方針を決め、少し期間を空けて様子を見ることになったので、検診期間中にまた状態を聞くことにした。

日常生活や仕事に支障が出るほどの症状でしたが、治療を継続していただいて症状の改善ができてうれしく思います。

坐骨神経痛の方は多くいらっしゃいますが全体の治療をしていくことで症状の改善と再発の予防もすることができます。

同じような痛みにお困りの方は是非一度ご相談ください！