初診問診
来院動機と姿勢分析
1か月前に立位で臀部から脚にかけてビリビリした感覚があり、筋を違えたかと感じていたが、1カ月間症状に変化がなかった為来院された。
姿勢分析では、骨盤の後傾、背骨の湾曲が強くなっていたため、脊柱管を狭めていて、坐骨神経のラインに症状が出ていた。立ち上がり、歩行時、うつ伏せの体勢に痛みがあり、常に患部を叩くようなしぐさを見せていた。
治療と経過
初回施術
骨盤の問題と、筋肉の収縮が強かった為、骨盤矯正と筋肉調整を行った。足を上げる動作に左右差が強く、仙腸関節付近に痛みも出ていたため、左右のバランスを揃えるのと仙腸関節の嚙みこみを取るように施術を行った。足の上がりに変化があり、来院時よりも歩行がしやすくなった。症状が出ている部分に筋肉調整を行い、ゆるみを作ることで、痛みのレベルを減らすこともできた。
3回目施術
施術後の痛みの変化はあるが、次回来院されるまでに痛みの度合いが戻ってしまっていた。運動療法も取り入れ、骨盤の動きを安定させ、自宅でもWB体操を指導し、骨盤の安定を増していく。
1か月経過
痛みはあるものの歩行はスムーズになり、寝返りもできるようになった。立ち上がりなど、自分の上体を持ち上げる際に、痛みが出るのが変わらず、長時間の歩行もまだ難しい状態だった。改めて姿勢分析をすると骨盤の左右差、後傾に改善が見られ、症状が改善してくるまで土台キープして、クセづけしていく。
3か月経過
初回に比べると歩けるようになり、動作時の痛みの増強はなくなった。痛みのレベルも低くはなっているが鈍痛が常に臀部に残っているため、特別診療で全体のバランスと背骨に対しての刺激を増やしてさらに改善を目指す。
5か月経過
痛みを忘れることも多くなり、症状を感じない時も作れてきた。長時間歩くと鈍痛を感じることもあるが、長くは続かず、気づけば患部を叩くようなしぐさもなくなっていた。
特別診療を続けていると、3キロほど痩せ、いままで履いていたズボンもゆるく感じるようになり、痛み以外にも身体に変化が出てきた。
6か月経過
痛みを感じることが無くなり、好きな散歩も長時間歩くこともできるようになった。
今は月に1,2回の頻度でメンテナンスしており、症状を感じない状態を維持できている。
これからも症状が出ない体を維持できるようメンテナンスしていく。
施術者のコメント
脊柱管狭窄症は背骨の問題で、障害される神経の部分によって神経症状が出てきます。問題は背骨、骨格の部分になってきますので、歪みをとってクセづけまでしっかりしていかなければなかなか改善が見られない疾患になります。ですがしっかり骨格を改善していき、正しい体の使い方、支え方ができてくれば神経症状もしっかり改善させることが可能です。変化が出てくるまで時間がかかることもありますが全力でサポートさせていただきますので、症状にお困りの方はご連絡ください!





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名倉堂鍼灸接骨院 天白区原駅前院でございます。